【うまい鯛焼き】は売れない

※写真は日本でも有名なオーパスワンのワイナリー　

 

オーパスワンというワインは
アメリカでも日本でも世界でも
とっても有名になっている。

 

もしかするとワイン好きではないあなたも
飲まれたことがあるかもしれない。

 

ただ、アメリカでは
オーパスワンより美味しいワインは山ほどある。

 

ただオーパスワンが
世界でも屈指のワインとなっている。

 

商品と実際の売れ行きは
全然比例しない。
本当に素晴らしい商品があるなら
今頃増田塾は100万人くらいは
軽く動員してるやろうな。

 

話を戻すけど
実際の商品のクオリティと売れ行きは違う。

 

僕の知ってるおじさんの鯛焼き屋は、
世界一美味しい。
世界一美味しいけど
麻布十番にある浪花屋本店の鯛焼きが
そこそこ売れてる。

 

きっとおじさんのところの鯛焼きの
10,000倍くらい売れてると思う。

 

でもおじさんとこの鯛焼きが美味い。

 

この話でもわかるように
商品力と売れる数は比例しない。
比例しないどころか反比例でさえする。

 

だからまともに

この鯛焼き美味いでっせぇー！！！

なんて言うて売ってたら
店はたちまち潰れる。

 

まともな売り文句では
なかなか売れない。
だからここであえての苦言をしておこう。

ボーッと生きたんじゃねぇよぉ〜！！

っと。

 

お客さんは商品サービスを
買いに来てるんじゃない。
それを買う「結果」を買いに来ている。

 

鯛焼きなら
美味しさよりもハフハフ食べる楽しさを
欲しい。
（少なくとも僕なら美味いのと楽しいがよい）

 

たしかにおじさんの所の鯛焼きは美味い
でも、ただ美味いだけである。

 

残念やけどそれだけである。

 

でも浪花屋本店の鯛焼きには
面白さと風情と世の中の人の口コミがある。

 

東京にあるってのも一理ある。

 

ここであなたにぜひ知って欲しいのは

お客は何も買いにわざわざ金を出すのか？

ということである。
そのものだけを買う
杞憂な人はなかなかいない。

 

鯛焼きならあの茶色い紙袋の香りを買いにくる
高級車なら乗り心地やカッコ良さを買いにくる
セミナーならテクニックや手法で
金持ちになれる幻想を買いにくる

 

これがわかったなら
あなたの出すカードは決まってこないか？

 

最高の商品だからといって
まともに出すのはやめておけ。

 

それは正直者がイチバン！だといって
ババ抜きのババを持ってるのよ私！

 

と伝えるようなものである。
ババを引くことにもなりかねない。

 

アプローチを変えろ
さすれば売れるっちゃ！

 

ますだたくお